|
2008年3月号
反省する時間
自分を省みる時間はありますか?
母はよく「余裕をもって」と私に言います。母自身の経験からも、どうやらそのことがとても大切なようです。そう言われていても私はなかなか余裕をもって過ごすことができないことがよくあります。だからこそ「余裕をもって」という母の言葉が心に響きます。
余裕をもつということは、自分を省みる時間がある状態といってもいいでしょう。人は絶えず心の中で、あるいは頭の中で自分自分と対話をします。対話というよりも、それは自分自身なので、独り言といってもいいでしょう。
そして人は反省を繰り返しながら毎日を過ごします。反省することは必要なことですし、人間が必ずする行為のように思えます。例えば、何か悪いことをしたかなと思うようなモヤモヤした気持ち。失敗したという悔しい気持ち。相手に対して悪かったかなという後悔の気持ち。などなどいろんな反省があります。その反省をもとに、人は改善あるいは前進しようと思います。
この“自分を省みる時間”は、人が生きていく上で重要ですが、日々の生活の流れに乗っているだけでいると、うっかりこの時間を逃してしまいがちです。忙しい毎日、TVの声、モノ、モノ、モノのショッピングセンター、目の前のことに囚われて、ふと気がつくと、肝心な自分がまるで空っぽの状態のような気分になることがあります。もし目の前のモノがなかったら、生きていくのに必要最低限のことだけをするとしたら、もっと自分に向き合う時間は増えるだろうと思います。そうなると少し違った人生になりそうです。
家族と過ごす毎日の中にも、自分だけとの時間を確保する必要性を感じています。家族を思い、友人を思い、自分に貢献できるもが何か、自分は何か良くないことをしてしまったか、自分にできることでやらなかったことはないか、感謝をしているか、傲慢な気持ちになっていないか、間違いをしてしまったら、また繰り返さないように心を整理できているか、どんな態度(気持ち)で人と出会っているのか、助けが必要な人に何かできたか・・・・
きれいごとだけで終わらないように、それが行動にあらわれているか・・・・自己反省をしても行動に起こせなければ、考えただけに留まってしまいます。
毎日きちんと自分を省みる時間の確保とその反省後の行動が、常に私を左右します。
明日のために余裕をもって自分を整理し(流されずに)、行動に移すことで私の心もだいぶ違ったものになってきます。曇ったガラスや、汚れのついたガラスをピカピカに磨くようにいつもきれいなガラスのようでありたいです。なかなか難しいものですが、毎日自分を省みることからはじめれば、その一歩を踏み出せると思います。

Copyright
© 2008 やすらぎweb.com.
All Rights Reserved. |