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2003年12月号
手を見てみましょう
問題のない結婚生活とおっしゃいましたか?結婚生活は問題があってはいけないのですか?人々はなぜ問題のない結婚を考えているのでしょうか?
しかし結婚生活以外のあらゆるところにも問題はあります。すべての種類の人間関係に問題があります。二人以上の人間がいるところに問題があることを前提にしなければならなりません。それに夫婦間には問題がなければならないぐらいです。さらに、恋だけのために一緒にいるのであれば―恋に落ちて一緒になった、または恋を築くために一緒になったとか―どっちみち、問題がないというのであれば何かがうまくいっていない証拠です。結婚相手と喧嘩したら手のひらを見てください。
問題がいつでも起こりうるという覚悟でいれば、解決策はいつも手に握っているはずです。愛される相手や愛している相手に関して疑問をもったら手を開いて指を数えてください。まず親指を見てください。あなたに一番近い指です。残りの4本の指の動きを親指がコントロールしています。必要なときに、助けが要るときに他の指のところに飛んでいってくれます。親指を失ってもいいのでしょうか?
それでは結婚相手はどうでしょうか?あなたに一番近い存在なのに自分の生活から切り離して捨てることはできますか? どんなときにもあなたのそばにいてくれたのに、これからもいるのに、見捨てますか?万物がその人のおかげで素敵に見えるのではないでしょうか?親戚との親しい関係もその人のおかげではないでしょうか?
次は人差し指を見てください。何か美しいものを見かけたらすぐその指を思い出すのではないでしょうか。気に入ったものをその指で指します。正しいものもその指で指します。
結婚相手も多くの人間の中にいるとして、人差し指で指したい気持ちでしょうか?はじめて会ったときに、はじめて愛した時に、はじめて心が通じたときに、あなたの心がその人を人差し指のように指したわけです。今はなぜこころが指したのにあなたはそれを否定するようになったのですか。こころの選択をなぜ信用しないのですか?それに人差し指で指したいぐらいの楽しいことがその人と一緒にいる時にたくさんあったのではないでしょうか。同意して人差し指で指したい「正しいこと」もたくさんあったでしょう。今は人差し指が指したものを切り捨てるのですか?心が指したことを無視するのですか?
今度は中指を見てください。一番長い指ですね。高いところにあります。残りの指より遠くへと届いています。中指は捨ててもいいですか?残りより長いからといって要らないと思っていますか?
それでは結婚相手はどうでしょうか?すべての男性と女性の中でこころの秘密をもっとも詳しく知っているのはその人ではないでしょうか? 大勢の人たちの中から特別にあなただけのためにやってきたのではないでしょうか?あなたにとってもっとも高い位置に立っているのではないでしょうか?あなたを他の男性や女性誰よりも大事にしてくれたのではないでしょうか?切り捨てられますか?その人を普通の男性や女性のように考えてもいいですか?
次は薬指を見てください。その指に何年も前からくっついているその金または銀の輪をはじめてつけた日を思い出してください。緊張していましたね。運命の男性または女性を見つけたその日を振り返ってみてください。その人の目を再び見てください。その人を特別な人にした秘密を再び発見してください。あなたはその人のためになぜ特別なのかという秘密も再び発見してください。「あなたで良い」とい気持ちをもたれるだけでもその人は特別になるのではないでしょうか?今薬指を切り捨ててもいいでしょうか?
では最後に小指を見てください。細くて可愛いですね。結婚相手の心のように。すべての秘密をあなただけに開いて、あなたの秘密を聞いてくれたそのこころはあなたのために作られた貴重な鏡です。その鏡を見たとたん自分の姿が映ります。しかし非常に弱い鏡ですから、あなたが投げた小さな物でもその鏡を割るには十分です。特にあなたからのものに対して自分を守ることができません。結婚相手は他の人に対してそんなに弱くありません。小指のように・・・小指はなくてもいいでしょうか?捨てられますか?ありえますか?

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