2007年10月号 

アッラーよ、これが私の祈りです

 

心から、心の奥底から湧き上がってきて、嗚咽(おえつ)と混じり、私の涙と共にあなたへと発せられるこれが、私の祈りです。


アッラーよ、去年一年間でどれほどの罪を犯してしまったことでしょう。どれほど過ちを犯したでしょう。今、ちょうど去年もそうしたように、私はあなたに誓います。恥じらいながら、恥ずかしい思いの中で、私は両手を広げます。これからの一年、新しい年はこんな風にはならないと誓います。立派なムスリムになると。少なくともなれるように努力すると。自分を新しくします。自分の罪や過ちのために泣きます。毎晩あなたから赦しを請います。アッラーよ、私と、全てのムスリムをお赦しください、とあなたに乞い願います。両手を広げて。


アッラーよ、これらを実現するだけの時間が私にはなかったとしたら?時間が足りなかったとしたら?あなたに乞い願います、主よ!赦してください、赦してください、赦してください!

あなたは赦すことを好むお方です!
あなたは慈悲あまねく慈愛深きお方です!
あなたの前に広げられた手を退けられることのないお方です!
あなたは赦すお方です!あなたは赦されるのです!
アッラーよ、お赦し下さい!主よ、お赦しください!

また自分のためにばかり求めてしまいました。


私は赦しを求めています。でも、他の人々は?あなたを知る幸運を、あなたを友とする幸福を味わえない人々は?あなたを知らずに生きる人々は?アッラーの使徒の愛を感じることのない人々は?


アッラーよ、私はその人々のために悲しいのです。残念です。あなたの愛情の大海で泳ぐこともできないまま死んでしまったとしたら、彼らはどうなりますか?あなたを全く知ることもないまま死んでしまって、それからあなたに出会ったとしたら、(あなたの罰は)どうなるでしょうか?


彼らは手を広げてあなたに祈ることを望まないのですか?彼らの心はあなたへの思慕を抱かないのですか?彼らの舌はあなたの名を唱念しないのですか?彼らの全ての器官はあなたを求めているはずと私は知っています。でも、かれらにこの辛い慕情を味わわせるものは何なのでしょうか?あなたとの出会いを妨げるものは何なのですか?かれらをあなたから遠ざけるものとは何なのですか?


最も美しいお方、わが主よ!アッラーよ!私の祈りを退けられない慈悲あまねくお方よ!全ての力と、心の全てと、そして私の心の通訳者である私の涙とであなたに乞い願います。


あなたを知らない不運な人々にもご自身をお示しください。あなたの愛情を感じさせてください。どれほど大きな愛情か彼らが理解できますように。あなたの諸世界への慈愛である、あなたの使徒のことを知ることができますように。あなたが赦されるお方であることを知ることができますように。あなたの赦しの扉に、彼らも来ることができますように。私たちがあなたを求めるように、彼らもあなたを求めることができますように。


アッラーよ、私には友人達がいます。私とは、同じ血も、同じ言葉も持ってはいません。同じ教えも全く持っていません。私の存在する唯一の理由は、その人たちにあなたのことを教えることです。この友情の唯一の理由は、アッラーの使徒を語ることです。私の存在の唯一の理由は、彼らに地獄の炎のことを知らせることです。


でも、あなたがご存知であるように、私は無力です。私は自分の役にも立ちません。ただあなたが私を助けられるのです。私はこのことをよく知っているし、あなたからのみ求めているのです。どうか助けてください。


主よ、生涯で一度もあなたへの崇拝行為をしたことのない、その心にアッラーへの愛が存在しない、信仰に飢え、それでもそれがどこから起こっているのか知らずにいるこの人たちに、どうか信仰への導きをお与えください!どうかアッラーよ、今度の年が彼らにとって救いの年となりますように。

 

今年こそあなたの方に向かいますように。この新しい年が、彼らにとって全くの新しい一年となりますように。彼らも、あなたゆえに泣く幸福を味わうことができますように。長い間、あなたへと開かれようと待ち望んでいたその手が、今年はあなたへと開かれますように。何時間でも、これまでの募る思いをはらすことができますように。そして彼らの額。そう、その額!祈るためにひれ伏すことをどれほど待ち望んできたことでしょう。あなたに会うことをどれほど待ち望んできたことでしょう。

 

私は知っています、主よ、彼らの目は、あなたゆえに泣くことを求めているのです。彼らの舌はあなたを唱念することを望んでいるのです。そして主よ、私は今、心全てによって、あなたからこれだけを求めています。私の唯一の願いはこの友人達のためのものです。あなたから、この友人達のためにだけ、願っていることがあるのです。新しい年のための、自分のことについての願いはありません。私をお赦しください、それで十分です、アッラーよ!あなたが私の心に与えてくださった愛情で、私は彼らを愛しました。あなたのご満悦のために、彼らを友と呼んだのです。

 

主よ、私はこの世のためだけに愛しているのではありません。愛している全ての人のことを、あの世でも一緒にいるつもりで愛しているのです。あなたのおそばに参上する時には彼らと共に、と思って愛しているのです。あなたゆえに、皆のことを愛しているのです。


アッラーよ!彼らが私の襟を捉えて、審判の日に言ったとしたら?「どうして私にあなたの主を教えなかったの?どうして私に天国と地獄を教えなかったの?どうして慈しみの預言者のことを話さなかったの?どうしてこの神の宴に私を呼んでくれなかったの?あなたは私の友達ではなかったの?友というのはお互いに何でも話すのではなかったの?あなたはどうして私に話してくれなかったの?こういう日があることをどうして知らせてくれなかったの?どうして?どうして?どうして?」
アッラーよ!


こういう質問を受けたら、私はどうすべきでしょうか?何と答えたらいいのでしょうか?どうやって耐えればいいのでしょうか?この重荷に私の肩は耐えられるでしょうか?それは大変な重荷となって、あなたやあなたの使徒にお会いする喜びを感じられなくなるでしょう。この世界でやり残したことがあるのです。私にはその喜びを味わう権利がないのです。やっとあなたにお会いできた、という時に、この友達が私に残した取り分の重荷からどうやって立ち上がれるでしょうか?どうやってそれを贖(あがな)うことができるでしょうか?


主よ、あなたがお望みになれば、あなたが「在れ」と言われたら、実現しないものは何もありません。アッラーよ、彼らも私たちの中に入れてください。彼らをあなたの方に向かわせてください。彼らがあなたを愛すれば、自然と全ての素晴らしさ、全ての正しさを見出すでしょう。あなたを愛することによって死をも愛するでしょう。預言者達をも愛するでしょう。全てを、皆を愛するでしょう。あなたを愛する人が愛さないようなものがあったでしょうか?


私は無力で、祈る以外には何もできません。私の力ではこれ以上のことは何もできません。彼らの心にあなたの愛情を与えることができるのも、あなただけなのです。あなたが彼らを、あなたの方へと向かわせられるのです。


アッラーよ!私ができるただ一つのことは、涙と共に両手を広げてあなたに願うことです。お願いします、彼らに信仰への導きをお与えください。本当の幸福をお与えください。彼らに、そして彼らのような人々に。アッラーよ、彼らにあなたの愛をお与えください!慈悲をお恵みください!そして私を、全てのムスリムの兄弟たちをお赦しください、主よ、お赦しください、主よ、お赦しください!

 

 


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