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2003年11月号
編集部より
ラマダーンおめでとうございます。
「やすらぎ」11月号が皆さんのお手元に届く頃には今年のラマダーンも半分が過ぎているかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ラマダーンは1年で最も恵みが多く、祝福された神聖な月と言われています。何回か経験するとその年その年で置かれた状況や自分自身の感じ方が様々に異なるのを実感しますが、それを通してアッラーは私に何を望まれているのだろうか、何を教え、与えてくださっているのだろうかと強く思いを巡らさずにはいられません。
ラマダーンといえば断食ですが、飲食を断つだけがその目的・内容ではありません。忍耐心や自制心を修養し精神と肉体のバランスをとる自己鍛錬、社会的には良心に背かず礼節を守った行動の習得、ひいては己を知り己を存在せしめる力への感謝・服従の姿勢を強めることにつながるのです。
至高偉大なるアッラーは『断食を除き、人間の行為の一つ一つはその者のためである。しかるに断食はわがためにある。故にわれはそれに対して報酬を与えるであろう』と申された。その断食は盾である。あなた方は誰でも、断食をしている日には不品行な言葉は慎み、声を張り上げてはならない。それで誰かが悪口をいったり口論しかけて来たら、『私は断食をしている』と言うがよい。(ムスリムの伝承)
ラマダーンの恵みを逃さず最大限に享受できるよう、私たちが一瞬一瞬を大切に過ごせますように。
さて、去る11日2日、小誌先月号でお知らせしたラマダーンの食事会「やすらぎの夕べ」が開催され、100名近くの方々にご参加いただきました。ムスリム以外の方々からは、クルアーンの朗誦やカーヌーン演奏を生で聴く機会など滅多になく興味深かったこと、またラマダーンの楽しい雰囲気が味わえたとの感想もいただきました。今回、小誌主催のイベントとしては、昨年のラマダーンにおけるイフタールの集まりに次ぐ2度目の企画となりました。編集部では今後も、「やすらぎ」購読で生まれたつながりをより深め、さらに新しい出会いを生んでいく楽しい企画を行っていきたいと考えています。ご意見・ご感想など皆さんのご協力もお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いします。
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