2003年8月号 

編集部より


「やすらぎ」もこの8月号で2年目に入りました。イスラームの勉強会をきっかけに知り合った者で集まり雑誌作りを始めることになったものの、当初は何がどうなるのか、どんなものが出来上がるのか半信半疑のスタートでした。それが月を経るごとに冊子のスタイルも整い、協力者や喜んで読んでくださる方々の数も増えて、いつのまにか顔を持つ雑誌に成長しつつあるように思います。私たち編集部もそれぞれが役割を分担し、今ではすっかり「やすらぎ」作りが生活の一部に溶け込んで、締め切りや編集に悩まされながらもなんとかここまでやってこられました。

生きる喜びや幸せがある一方で、苦労や困難・矛盾も絶えないこの世で、人間がいかに心を平安に保って暮らしていけるか・・・「やすらぎ」が提示する大きなテーマですが、真理にたどり着くためには知識が不可欠であり、さらに重要なことはそれを自分なりに考え、咀嚼し普段の生活に還元していくことの繰り返しだと改めて実感しています。忙しい生活の中でもそれを見過ごさず小さな一歩を積み重ねていく先には、必ずや目的地が見えてくることでしょう。「やすらぎ」が今後もそのひとつのきっかけを提供していくことができるよう願ってやみません。

また私たちが今後目指していくこととして「やすらぎ」を介して人と人との交流の輪を広げ、絆を強めていくことが挙げられます。人間社会は持ちつ持たれつの相互扶助によって成り立っています。ましてやまやかしでない真に平安な暮らしを求めるのであれば、個々人が自己の内面を啓発するのみならず、社会におけるそれぞれの責任を担い、励まし合いながら、良い人間関係を築くことによって平安な社会を作り上げていかなくてはなりません。それはイスラームが強調して説いていることでもあります。

今月は小誌が2年目に入ったことを記念して編集部より皆さんにささやかなプレゼントを同封いたします。一枚一枚がモチーフの異なる手描きのはがきです。どうぞ大切な方へのお便りに、またはお部屋に飾るなどしてくだされば幸いです。また、現在まで「やすらぎ」に掲載された読み物をまとめたホームページも作成中ですのでここにお知らせいたします。(http://www.yasuragiweb.com/)

小誌がイスラームという普遍的な生き方をより広く、より深く紹介していくのに役立ちますように。アッラーの導きと助けを祈願すると同時に、皆さんのさらなる協力を得て、誌面作りに励んでいきたいと思います。これからも「やすらぎ」をどうぞよろしくお願いします。
 


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